まるやしのぶ Bonjour!

絵本が出来るまでの道のりを日々の生活と共に綴っていこうと思います。
少しでも多くの方の目に届きますように
毎日、武田邦彦先生のブログをチェックしています。
他にもインターネットを通して原発に関しての色々な情報を観ていますが、知れば知るほど反対と言わざるを得ない心境になっていきます。

こちらのドキュメントも感慨深いです。
チェルノブイリ20年後の真実

青森の六ヶ所村再処理工場には膨大な量の使用済み核燃料が保管されているという。
そこが壊れてしまったら、日本のみならず、世界が滅びてしまうほどの放射能汚染が起きてしまうそうです。
私は今回の災害と福島原発の問題が起こるまで、身の回りで起こること以外はどこか人ごととしてしか考えることが出来ずにいました。
非核三原則の被爆国日本が、世界を滅ぼす脅威を抱えてしまっている。
これはもう、人ごととは思えません。
今を生きる私たちの時代に被曝は免れないとしても、原発を廃止することで、その先の未来は守れるかもしれません。
個人的私見が多くなってしまいましたが、少しでも多くの方が武田先生のブログを通して原発の問題を身近に感じてくれたらと思います。

以下、武田先生の最新の記事を転載させていただきます。





生活と原子力 06 なぜ「東通原発」は非常電源が入ったか?

4月7日深夜、東北地方は再び最大震度6を記録する余震に見舞われた。被災者の人はとても心配だろう。なんと言ったら良いか判らないぐらいの過酷な仕打ちだ。
でも、ここではそのような状態でも、「原発」のことを冷静に考えておきたい。
この余震で青森の東通原発と六ヶ所村の再処理施設の電源が切れ、ディーゼル発電の非常用電源を使った。震度は5と推定される。
ディーゼル発電機が動くということは「耐震設計を越えた地震に見舞われた」ということだ。
また、停止中の女川原発も震度6で通常電源がとまり、予備電源に切り替わった。ここも「耐震設計を越えた地震」ということになる。
・・・・・・・・・
5年前から私は「原発は地震で壊れる」として、安全委員会部会、講演、書籍などで原発の耐震性を考え直さなければならないと訴えてきた。
自分が「予言」したからということではない。実は予言などという大げさなものではなく、「科学的な合理性を持って原発は地震で倒れる」のであり、実に簡単な原理なのである。
それを「原発は地震で大丈夫」と口で言ってきただけなのだ。
もし、それを日本社会が理解してくれれば、原発は少しは安全になる可能性がある。
原理は簡単だ.
1) 耐震設計自体が低い(柏崎、福島は震度5、今回の地震の結果から見ると、女川は震度5、東通は震度4で設計したと考えられる)
2) 原子炉だけを守るようになっていて「原子力発電所」や「付近住民」を守ろうとはしていない。
これが現実なのに、政府、原子力委員会、原子力安全委員会、保安院、電力会社、県、市町村の首長は、いずれも、
「原発は地震で壊れない。安全だ」
と言い続けてきた。
・・・・・・
国民の安全を守るのがもっとも大切な指導者なのに、「耐震設計は4で震度5なら損傷する。そして、付近住民や電気設備ではなく原子炉だけを守る」ということを知っていながら、よくそんな発言ができると思う。
昨日、 文化系の見識のある方とディスカッションをした。なぜ、「震度4、原子炉だけ」という設計を「地震で大丈夫」と言うのか、科学者の私には理解ができないからだ。
・・・・・・実績・・・・・・
柏崎刈葉  震度6で「放射線漏れ」と「変電所火災」
福島    震度6で電源喪失、水素爆発
女川    震度5で通常電源喪失
東通    震度5で通常、予備電源ともに喪失
・・・・・・それでも全国の原発は大丈夫??・・・・・・
100%の確率で損傷、倒壊している。だから、電力会社が自主的に他の原発を止めて欲しい.
今回の東通原発は震度5で通常電源、予備電源が喪失し、ディーゼル発電機を動かした。普通の人なら「最後の砦が役に立った」と思うかも知れないが、筆者の専門の工学から見ると、「設計が4だったら、設計通り、設計が5だったら、設計ミスか施工の手抜き」という事になる。
工学というのは「まあまあ、なあなあ」ではない。震度5で設計したら、震度5で「非常事態」になってはいけない。震度5では「ビクともしない」というのが震度5の設計である.
その意味で、東通原発が震度5でディーゼル発電が動いたということは、設計か施工の欠陥である.東北電力は直ちにどちらに問題があったかを公表すべきだ。
さらに、福島原発にもトリックがある。
福島原発が「地震で倒れない」と言った政府、福島県の発言がウソではないことを印象つけるために「津波の損傷」と言ってきた。
しかし、作業員は「地震直後に上からザーッと水が降ってきた」という証言や、1号炉の圧力容器の亀裂などを見ると、震度6の最初のアタックでかなり損傷していたと考えられる.
また、たとえ津波であっても、日本には38メートルの津波を経験しているのだから、10数メートルの津波が「想定外」というなら「地震や津波で壊れる怖れがある」ということだろう。
・・・・・・・・・
いや、そんな細かいことを議論していては、大筋を見失う.
原発は、
1) 原子炉だけ守ればよい.だから、電力の供給がなくなるのは「原発の安全性」の問題では無いとしている、
2) 設計震度は「電力会社が地震学者を呼んで勝手に決めれば良い」としている、
という事実をもう一度、認識することだ。
東通原発では、震度5で最後の砦になるディーゼル発電以外の電源を失った。まるで、個人病院のようだ。
個人病院でも停電に備えて予備の小型発電機ぐらいは備えている.予備の電源があるからと言って「地震で大丈夫です」などと言うのはまったく非常識で、原発は多重防御ではなく、ほぼ1重だ。
そして、問題なのは「原子炉だけを守る」という思想だから、柏崎で変電所(場内)が燃えても「関係ありません」と言い、今度も「停電だから仕方ありません」と言うだろう.
でも、ディーゼル発電機が故障したら、東通原発は、冷却系を失い、福島原発と同じようになるのだ。電力会社の方は、「原発は地震で倒れます」と地元に行って欲しいし、自治体は「原発は地震で倒れるから、止めろ」と言うべきだろう.
再び、被曝する人を出さないために。
(平成23年4月8日 午後1時 執筆)

武田邦彦
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by maruyashinobu | 2011-04-09 00:37
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